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2024/08/26 大歳神社 宮大工について

宮大工は、世界最古の木造建築と言われる法隆寺をはじめとする国宝や文化財の保護や、神社仏閣の建築・修復を手がけます。
「仕口」や「継ぎ手」など、長年培われてきた“伝統の技”を用いて、手作業で木材を加工し、「木組み」と呼ばれる伝統工法で建築物を造るプロフェッショナルです。

 

工場でカットされた木材を、釘や金物で補強する現代の一般的な建築物と違い、神社仏閣を建築する木組み工法は、建築物にかかる力や方向に応じて、適した木を配し、適切な加工を手作業で施し、木材を組み上げるものです。木組み工法は長年の経験によって培われた知識や技術が必要なのです。

 

今回はいかにも宮大工の仕事と思われる写真を掲載いたします。

 

 

弊社は技術の高い宮大工さんに恵まれ、これまでも縮景園悠々亭屋根改修、東照宮唐内及び翼廊保存修理などの実績があります。

 

次回は、4月から始めた工事の一連の流れを掲載する予定です。

Before

モルテン大津工場 鉄骨の組立工事が進んでいます

大歳神社 着工から今日までの様子

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